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300 <スリーハンドレッド>(2007年) [洋画]

監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー(レオニダス王)、レナ・ヘディ(王妃)、ロドリゴ・サントロ(クセルクセス大王)、デイビッド・ウェナム(ディオリス)

 7月13日、飛行機の中で観た。ペルシア戦争における「テルモピレーの戦い」を題材にしたものだそうで、一説には、この戦いにおいて「300人」のスパルタ軍が、100万ともいうペルシアの大軍を相手に3日間持ちこたえた事実は歴史を変えたのだそうだ(あくまで一説ね)。そういう認識の下この映画が作られたという解説をどこかで見たような気がする。

 映像はいい。とてもいい。クセルクセス王もいい(俳優さんもいい)。スパルタ戦士もかっこいい。

 ただ、問題は話の作り方だね。(以下ストーリーが入ります)
 
 負ける、しかも玉砕するとわかっているのに、なぜ戦ったのか。人間の自由や尊厳を守るためには、時には血を流す必要があるのだ、というのが、この映画におけるレオニダス王とか王妃の答えになっている。そこでアメリカ人なら拍手なんだろうけど、あまりにアメリカ人的すぎない?というのが正直な感想。それから、自慢の息子を連れてきた隊長がその息子が殺されて錯乱するところは、「他にも息子がいるから死んでもいいのだ」と最初に言ってたじゃん、とつっこみたくなるよねえ。なんとなく、アメリカの現政権擁護的な感じがして、むむむな感じがぬぐえず・・・。それでいいのだ、という意見はあると思うけど(それにアメリカ映画だし)。

 最近ちょっとひねくれ気味。

(2007年8月21日)
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