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硫黄島からの手紙(2006年) [洋画]

監督:クリント・イーストウッド
製作:スティーブン・スピルバーグ
出演:渡辺謙(栗林忠道中将)、二宮和也(西郷)、伊原剛志(西中佐)、加瀬亮(清水)、松崎悠希(野崎)、中村獅童(伊藤中尉)
上映時間 141分

 12月17日、渋谷ピカデリーで19:25の最終回で見てきました。ほとんど満席だったのではないかな。

 今話題の硫黄島二部作の二本目。硫黄島の戦いを、今度は日本側から見たものだ。ただ、日本側の人たちはほとんどが戦死してしまったから、実際どうだったのかということはよくわからない。この映画で描かれている人々についても、栗林中将や西中佐は実在の人物だが、硫黄島で実際にどのようにしていたのかについては、想像するしかない。(だから、エンドロールの最後に、「これは実話です」といいつつ、「会話などは脚色してある」という趣旨のことが出ていたよ)

 そうしたところからすると、ちょっと西中佐(バロン西)がかっこよすぎたかね。有名人ということかな。また、残念なのは、有名な決別電報を全部しゃべらなかったところだ。

 皆死んでしまったわけだから、現在と当時を行き来することもできず、第一作のような息もつかせないようなところはない。それがまた淡々としてよかったかもしれない。本で読んだ硫黄島はもっと悲惨だった。たとえば津本陽ね。だから、ちょっと期待が大きすぎたかな、まあこんなもんかなという感想。

 しかし、よくいわれているように、これをアメリカ人が作ったとは。ほとんど日本語だったよ。

(2006年12月18日)
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